SPINDLE・AppBankとGackt氏

SPINDLE・AppBankとGackt氏

先月中頃から、Gackt氏が事業者として名を連ねているSPINDLEのAirdrop登録が始まりました。
少々思うところがありまして、登録及び当サイトでの掲載は見送っておりました。
 
現在(5/8まで)も登録受付中のようですが、今後も掲載の予定はありません。
(Gackt氏個人に特別思うところはありません)
 
SPINDLEがどういったトークンなのかは、公式WPに記載があります。
https://spindle.zone/spindlewp_ja.pdf
 
予定総発行枚数は100億、ERC20準拠のトークンのようですね。
ロックアップを(相対では禁止しない)の意味は理解出来ませんでした。
 
さて、本日5月1日、「BLOCK ONE powered by SPINDLE」というイベントが幕張メッセ国際展示場で催される予定でした。SPINDLEに関する全席無料のカンファレンスで、4/20にはAppBank(6177)のマックスむらい氏が登壇することも告知されていました。
 
結果としては、4/28日付で、応募者が定員の4倍を超えたことで開催を見送る旨の声明が各所から発表されています。
 
まずはAppBankのお知らせから。
http://www.AppBank.co.jp/news/2300/
 
主催者側の発表を受けて、やむなく延期となり、振替開催日を後日お知らせします、という内容です。
特におかしな点はありませんね。
 
続いて SPINDLE 運営事務局、Gackt氏のコメントです。
https://spindle.zone/blockone/SPINDLE_PR_20180428.pdf
https://gackt.com/contents/170638
 
SPINDLE 運営事務局、Gackt氏ともにほぼ同一の内容を発表しています。
着目していただきたいのは、以下の部分です。
 
”我々の事業の説明・上場等の発表を実施する予定でしたが”
”つきましては、「BLOCK ONE」の開催日程・場所を上場後に変更させて頂きます。”
 
上場前に事業説明をする予定だったけれども、あまりに応募者が殺到したため、事業説明は上場後に変更するという記載内容ですね。
 
上場前に説明すべき事業内容を、上場後の発表に変更するという告知に違和感を覚えない人はいるのでしょうか。
 
仮に定員を超えて今回のイベント開催が難しくなったとしても、上場前に改めて事業内容を発表する場は設けられるはずです。それを上場後に先送りする意味を考えると、今回のイベント開催予定、そして延期までの一連の流れの算段が見えてきます。
 
それにしても、どういった目的であれ、敢えてここで発表の場を上場後にすると告知する必要性はあったのでしょうか?
 
運営側が利益を上げることだけを考えていたとしても、「応募が殺到したので延期します」とだけ発表すれば良いだけの話で、あとは機運を盛り上げた状態のまま上場に持ち込めば何も問題はない訳です。敢えて上場後に発表する、と告知する必要性は何処にあるのでしょうか。
 
今後どういったプロセスを踏むのかはわかりませんが、今回の発表は誰の目から見ても理に叶っていないというのが率直なところでしょう。
 
そんな折ですが、AppBank(6177)の株価は本日も乱高下しているようです。
 
窓埋めして下降トレンドに戻るのかと思いましたが、今日の値動きを見ているとそうではないようですね。
ほぼストップ高で取引を終えていますし、このまま再び動意付く可能性もありそうです。
 
今回のSPINDLEカンファレンス延期発表が好材料と捉えられたのでしょうか。
ただの仕手戦であれば特に言及することもないのですが…。
 
 
比較的リスクの少ないAirdropという方法で仮想通貨市場へのアプローチを推奨している身としては、Airdropの延長線上で大きな損害を被る方が出ないことを重要視します。
(セキュリティ面でのリスクはどのようなアプローチにおいても綿密な対処が必要です)
 
Airdropを行ったトークンが上場し、その後暴落したとしても、売買による損失は自己責任となってしまいます。
 
SPINDLEに関して懸念が残るのは、Gackt氏がインスタのフォロワー50万人を超える著名人であり、リスク資産に興味のなかった層への訴求力が相当に強いであろうことです。
 
筋トレの動画だけ上げていれば問題ないでしょうけれども、今回の延期騒動はyahooのヘッドラインにも掲載されていましたし、Gackt氏がSPINDLEに対して本気であることが改めて世間に周知されたことになります。
 
SPINDLEに関して特に売買する予定はありませんが、プレセール、クラウドセールを行った上で上場しないまま逃亡というやり方だけはやめていただきたいですね。
 
初めて仮想通貨に興味を持った層が「またICO詐欺か」「仮想通貨は危険だ」という認識を強めてしまいますし、何より金銭的被害者が出ることが一番望ましくないことです。
 
最も、上場した方が運営側としても利益は上がるでしょうから、敢えてリスクの高い方法を取ることはないと思いますが…。そして、上場してさえしまえば、後は誰がいつ売買して損をしても利益を出しても、全て自己責任という結論に帰着してしまいます。ICO投資についても、自己責任という点は変わりありませんね。
 
仮想通貨取引は大きな利益を生む可能性もありますが、同時にリスクが高いことを忘れずに、引き続き相場に臨みましょう。
SPINDLEが信頼性のあるトークンであることを祈ります。
 
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