ICOよりIPO?仮想通貨にのみ投資する極大リスクを回避していくべき時代に

ICOよりIPO?仮想通貨にのみ投資する極大リスクを回避していくべき時代に

ICOの9割が詐欺…。仮想通貨を始めてすぐにこの言葉を伝え聞いた方は多いでしょう。

安易なICOへの参加に対する警鐘としては、インパクトのある良い文言とも捉えられます。

もちろん、新規での通貨やトークンを発行するにあたり、非常に高い志を持ってプロジェクトを立ち上げる優秀な技術者の方々への敬意を忘れてはなりません

ビットコインも始めは、詐欺だscamだと散々罵られながらMt.gox事件等を経て、そのブロックチェーン技術等の有用性、革新性が認められて現在に至る訳ですからね。

 

さて、基本に立ち返って、ICOとはなんなのか?というところからお話していきましょう。

ICOは(Initial Coin Offering)の略称で、新たに発行される仮想通貨(トークン)等のクラウドセール、プレセール(先行販売)のことを指します(以下プレセールで統一)。

「これからこういったプロジェクトのコインを立ち上げます。市場に流通する前にコインを購入したい人は、プレセールに参加してください。」というのが、噛み砕いた告知方法の一つでしょう。

 

基本的にはそのプレセールが完了したのちに、通貨が仮想通貨取引所に上場して、売買が成立することで市場価格が決定されてゆきます。

ここで問題になってくるのが、ICOが行われ、プレセールで多額の資金を集めたにも関わらず、プロジェクトが進行しないケースや、最悪の場合資金を持ち逃げして開発者が行方をくらましてしまう場合があるということです。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180226-00000025-fsi-bus_all

 

金融庁もこの点については国民の資産を守る上で非常に問題視しており、国内投資家が詐欺に遭わないよう投資家保護のための法整備を進めていくようです。

先日、国内仮想通貨交換業者の自主規制団体が統合されましたが、利益至上主義ではなく、国民の資産保護の観点を持って、仮想通貨の発展に取り組まれることが期待されます。

 

さて、タイトルで触れたもう一つの単語、IPOについてもお話しておきます。

IPOとはInitial Public Offeringの略称で、新規公開株、新規上場株式などと呼ばれます。

 

新規公開株、という言葉は聞いたことのある方が多いのではないでしょうか。

国内株式市場に上場するためには明確な基準が存在し、株式会社だからといってどんな企業でも上場できる訳ではありません。

http://www.jpx.co.jp/equities/listing/criteria/listing/01.html

そして、IPOに参加するための手順もいくつかありますが、まずは昨年一年間のIPO実績を確認してみましょう。

 

https://96ut.com/ipo/yoso.php?year=2017

見方としては、まず12/19のみらいワークスの場合、「公開」の下段の1,840という数字が実際にICOで言うところのプレセールで購入できる価格になります。

みらいワークスは最小取引単位が100株ですから、18万4千円を投資することになりますね。それに対して、右方の初値が、「上場初日の最初に売った場合の値段」になります。

 

6,080とありますから、プレセールで買った100株を初値で売った場合、60万8千円で売却が完了となります。利益としては、60万8千-18万4千から20.315%(譲渡所得における所得税です)

を差し引くと、純利益は33万円程度になるでしょうか。初値上昇率としては、約230%になります。

 

みらいワークスに関しては、公開(プレセール)価格に対して、上場時の需給バランスについて圧倒的に買いが優勢だったので、このような上昇率となったようです。

では、2017年中に上場した銘柄のうち、上昇した銘柄と下落した銘柄の内訳はどのようになっているのでしょうか。

 

2017年国内株式市場に上場した94銘柄のうち、84件が初値において上昇し、10件が下落しています。

84/94が上昇している訳ですから、約89%の銘柄が、「プレセールに参加してすぐ売れば、利益が発生した」ことになります。

初値が下落した10銘柄についても、最大下落率が6%ですから、昨年IPOに参加して大きな損害を出した人は殆ど存在しないと言っていいかと思います。

と、ここまでIPOについて昨年の好調ぶりについてピックアップしてきましたが、ICO、IPOともに良い点悪い点がありますので、列記していきます。

公平を期すために、それぞれのデメリットから。

ICO(デメリット)

・プレセールから上場までの期間が比較的長い(資金拘束期間が長い)

・そもそも上場しないケースも多い(換金ができない)

・scam、詐欺案件が増加傾向にある

・上場時、国内取引所で売却できないケースが多数である

・法整備の前段階であるため、詐欺かどうかの判断基準が明確でない

・はじめはしっかりとしたビジョンのあるプロジェクトであっても、多額の資金調達(ICO)が完了した時点で、開発者の意欲が削がれ、進捗がなくなってしまうケースが多い

・取引所によっては、明確な審査基準がなく、一定の費用さえ払えば上場できてしまう場合がある

・プレセールで購入するにあたって、eth等の送金手数料(ガス)が発生する。

・上場価格が現状BTCの騰落に大きく左右されている

・株式のように、長期保有しても優待や配当は発生しない(優待や配当に近いサービスを提供している通貨は一定数存在しています)

・大きな利益を上げた場合、現状雑所得として計上されるので、最大税率が50%を超えてしまう

 

IPO(デメリット)

・新規公開株を装った詐欺が未だ後を絶たない

・公開(プレセール)価格で購入(当選)することが難しい銘柄が多い

・資金量が多くない場合、抽選を受けられる機会自体が少ない

・2017年は国内株式市場全体が上昇傾向にあったが、下落局面ではIPO初値が公開(プレセール)価格を割れる銘柄が増加する

・セカンダリー(上場後の価格推移)の予測が難しい

 

ひとまずこんなところでしょうか。

 

ではメリットについて。

 

ICO(メリット)

・参加できる通貨(トークン)が多数あり、プロジェクトの信憑性を見極められれば誰にでもチャンスがある

・Discordやtelegramで開発者やCEOと直接やり取りできる場合がある

・希少性の高い通貨の場合、IPOとは比較にならないほどの初値をつけることがある

・仮想通貨市場規模が拡大傾向にあるので、革新的な通貨と出会えた場合、その通貨だけで人生を変えられる可能性がある(かもしれない)

・市場そのものだけでなく、新たに開発される通貨プロジェクトに触れることで、最先端技術に間接的に携わることができる

・マイナー通貨で0か100かの大勝負ができる場合がある(筆者はメリットとしては捉えていませんけれど…)

 

IPO(メリット)

・ブックビルディング期間終了(購入の意思表示)から上場までの期間が、ICOに比して概ね短い(資金拘束期間が短い)

・上場初値が公開(プレセール)価格を下回ることが少ない

・公開(プレセール)価格で購入する際手数料がかからない

・そのまま保持した場合、配当や優待を受けられる場合がある

・どれだけ稼いでも分離課税のため、現状は税率が20.315%固定である

・保有を継続した場合、株主総会に参加し、議決権を行使できる(企業価値の向上に直接関与できる)

・大手証券会社が主幹事であるケースが殆どであるため、信頼性が高い

・上場において明確な基準が定められているため、信頼性が高い

・長期保有で莫大な資産に結び付くケースがある(例:yahoo/初値70万円→8年後3億9,000万円など)

というところで、ICO、IPOどちらにおいても最終的には夢があるということですね。

ただ、Airdrop等の比較的ローリスクのアプローチを推奨している筆者の立場からは、一攫千金を狙うような投機的手法は積極的には推奨できません。

あくまで、ICO、IPOともに、市場に参加する手段の一つとして捉え、資産の集中は避けた方が賢明である、というのが第一にお伝えしたかった点です。

どちらが良い、という意見表明ではないことをご理解いただけると幸いです。

 

既に株式市場で利益を上げている方はIPOについて言及するまでもないかとは思いますが、仮想通貨から投資の世界に参加した方も多数いらっしゃるかと思います。

くれぐれも無茶な投資はしないでくださいね。

 

上記のメリットデメリットを比較すると、安全性の観点では明らかにIPOに軍配が上がりますね。

ただ、IPOは基本的に資金量が多ければ多いほど当選率が上がっていく仕組みとなっています。

口座内の資金が9桁を超えてこなければ中々IPOに当選するチャンスは巡ってこないでしょう。

少額投資を志すAirdrop参加者にはその点がネックになるかと思います。

 

そんな中、国内で唯一、資金量に寄らず、公平な完全抽選方式を行っているのがマネックス証券です。

全ての口座開設者が1単位(単元)分だけ抽選に参加する形になるので、1単位分の資金だけで公平な抽選が受けられます。

IPO取扱数も、SBI証券に続いて多く、抽選機会に恵まれています。

口座開設、口座維持、公開価格での購入、全て手数料はかかりませんので、Airdropと共にIPO投資の抽選を継続して受けてみてはいかがでしょうか。

 

何度抽選を受けても、抽選そのもので資金が減ることはありません。

リスク資産の資金分散方法の一つとして、公平な完全抽選方式のIPO参加口座開設を推奨します。

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